NO SAKE Life is

飲酒歴16年以上20年未満。2016年6月4日断酒開始。

断酒生活(164日目)〜出張を終えて〜

週末に地方へ出張していました。

 

地方出張といえば、ご当地グルメが楽しみだった今までは、夜どこで飲むか?何件行くか?そんな事ばかり考えていた。

実際地方の居酒屋にはそこでしか食べられないメニューがあり、それがまた楽しみの一つでもあった。

 

しかし今回は酒が飲めない。

果たしてどうなる?

酒の飲めない地方出張ほど楽しくないものは無い→やっぱり酒飲もうなんてことになるだろうか?

少し不安であったが、行ってみて新たに気付いた事がある。

確かに居酒屋には入りづらいのだけど…

そもそも居酒屋にそこまで魅力を感じなくなっている自分がそこにいたのです。

 

酒宴にはつきあったのですが、そこで美味しい地のものは十分に楽しむことができた。すると新たにもう1軒、さらにもう1軒という欲が無くなっているのである。

酒を飲まない者の夕食は割とすぐにお腹いっぱいになって満足するので、何件もはしごして食べようという気にならないのだ。

折角地方にきたんだからと何件もはしごするのは、結局酒の食欲増進効果が成せる業であり、酒が無ければ1件でも十分に満足なのだ。

 

そんな訳で居酒屋へ行きたいと思わなかったので、結局地方の夜は全然苦ではなかったのです。

もちろん〆のラーメンなど酒を飲まなくても楽しめる場所は探せばいくらでもあって、逆に今までは二日酔いで朝スタートが遅れていたのですが、いつも通り目がスッキリ冷めるので朝飯、昼飯、おやつと楽しめて限られた時間を極めて有効に過ごす事が出来た。

 

酒が好きな人から見れば、折角地方にきたのにもったいないなあ、損してるなあと思われるのでしょうが、全然そんな事はなく飲まなくても同じように食事を楽しむ事は出来るんですね。

心配は余計な気苦労となって泡と消えました。

もちろん飲める人は居酒屋巡りも楽しいでしょう。

ただ私はそこに魅力を感じなくなってしまったので、悔しさも、惨めさも、羨ましさも、そういった感情が湧いてこないので、また酒を飲みたいとも思わなかった訳ですね。

 

酒の呪縛から少しずつ開放されているのだなと今回の経験で新たに思いました。

断酒生活(161日目)〜二日酔い〜

おはようございます。

今朝は早く家を出ないといけなかったので、この時間でもう電車に乗っています。


そして今目の前のオジさんが強烈なアルコール臭の呼気を撒き散らしております…

表向きにはシラフの出勤を装っているようですが、まったくもって臭いが酷い。

歯も磨けてないのでしょう。その口臭も混ざってもはや公害レベル…着てるシャツはクタクタ…これで客先なんか行ったら一発でアウトだよな。

とはいえ自分もよく二日酔いで出勤したものです。こんな醜態を晒していたのかと思うとゾッとします。


でも当人は酷い二日酔いをまるでステータスであるかのように笑いながら話すんですよね。「いや〜昨日飲み過ぎちゃって二日酔いが酷いですわ〜。あー気持ち悪っ」なんて言ってね。

不思議と世間はそんな二日酔い者に寛容な所がある。

まったく仕方ないな〜、飲み過ぎちゃったのね、これ二日酔いに効くよ、なんて優しい言葉をかける。

もっと突き放されるべきだと思う。

ハッキリ言って醜いし、素面でそんな醜いアルコール臭を朝から見ず知らずの人間に強制的に嗅がされる身にもなって欲しい。

いかなる理由であれそこまで飲んだなら次の日はせめて世の中に出ないのがマナーだし、それが出来ないならそこまで飲むなという事だ。と言ってもセーブ出来ない予備軍が大体こうなっているんだろう。

底つきするまでわからないんだよな。


断酒をすると客観的にこうした酔っ払いの醜態が嫌が応にも目に入ってくる。

そしてその醜い姿を見て、再飲酒はしないと思える原動力にもなる。

若者のアルコール離れが加速しているというが、こんな酷い姿を見てたら必然的に酒飲むのやめたとなるのは自然の流れだ。

メーカーはなんとか若者に飲ませようと四苦八苦しているが、もはや酒がカッコイイ時代じゃない。

そしてカッコ悪い醜態を晒す中年は今後益々増えていくのだろうな。


断酒生活(150日目)〜飲み会にて〜

先日会社の飲み会での一コマ


相変わらず酒に囚われたトップはこの日は久々に皆が集まり嬉しそう。

所々で個別の飲み会の話題がチラホラと。


そういえば5ヶ月近くこの全社飲み会以外は全く顔を出していない事に気がつく。

相変わらず飲んでは気が大きくなり小さなイザコザを面白おかしく後日談で酒の肴にしているようでした。

まあそれはそれでいいと思うし、酒を飲む人を別に否定するつもりはない。

そもそも私も酒が好きだったし毎日飲んでいた一人でもある。

ただ飲んではいけない体質だという事がわかったので飲まないことを選択している。

もはや飲まない日常が私の日常になっており酒のある生活は過去の事になりつつある。

といってもまだ5ヶ月しか経っていないのだが。


唯一嫌なのは酒の席に参加を強要される事だ。これは酒を飲まなくなって嫌なことの一つだ。

といっても全ての酒宴が嫌なわけではない。

むしろたまには飲まなくても酒宴の席には参加した方が良いと思っている。

問題なのは過去の自分に似たような酔っ払いを見た時にとても嫌な気分になるのだ。

過去の酔狂な自分の録画を見せつけられているようで…

何を冷静ぶってるんだ?少し前のおまえはもっと酷かったんだぞ…と言われているような気がする。

これが身近なところで会社のトップがそうだから困ったもので、さんざん自分の酔狂酩酊奇行を見ている人なので実際にそう言われても仕方ないのだが。


来年くらいには飲めるんだろう?と言われた。「どうですかね〜」と言葉を濁しておいた。

元の生活に戻るつもりはない。

あなたの酒の飲み相手になる為に人生を棒にはふれない。それは極端だろ?と言われるかもしれないが、アルコール依存とはそういう事なのだ。

完治はしないのだ。最初はできていてもいつかまた自分がセーブ出来なくなり過去と同じ過ちを繰り返す。

今は正直本当にそうなるか?な部分はある。

しかしどの本やブログにも同じ事が書いてある。つまりそういう事なんだと思う。


何よりも今のこの生活が快適で、当たり前のこの平和な日常をこれからも積み重ねていきたいので元には戻らない。

断酒生活(144日目)〜灯台下暗し?〜

ここ最近また新たな試みを始めました。

キッカケは自転車通勤の途中で気づいたこと。


わたしの通勤ロードは大小の川を全部で6つ超えるアップダウンのある道程だ。

そんな川を超える時にいつも少しスピードを落として川の様子を眺めます。

潮の上げ下げ、濁りや風など、通るたびにその日の川の状況を何気なく観察していました。

これは釣りをしているものの性といいますか、海況や天気にいつも敏感になるんです。

そうして毎日川の様子をチェックしていると自然と行き帰りにちょっとあそこで釣りしてみたいなあなんて思うようになりました。


こうなったが最後→色々と情報を調べ始め→家の近くを流れる川でバス釣りをしている人のブログに出会い→なんとこの川でもバス釣れるのか→よしやってみよう!

元々バス釣りには興味はありましたが、バスまで手を出したら金と時間が足りなくなると自制していました。

しかし近くの川で釣れるとなれば話は別です。といってもそう簡単に釣れるような甘い場所ではないのはわかっています。

なら何故やろうと思ったか?

それは通勤途中にちょっとだけ寄り道してやるというスタンスが出来る事に気づいたからです。

幸いリールは沢山持っているので問題なく、ロッドだけコンパクトに収納できる(リュックに入るパックロッドがあった!)ものを新調すれば良かったので踏み切れました。

時間も約30分程度の短時間なので、ルアーは決め打ちで数個しか持っていかない。

なんかこの潔さもいいなと思っています。

あくまでも通勤途中の寄り道なので釣れなくて当たり前みたいな感じで気楽にやれるのも魅力ですね。


というわけで毎朝釣行を始めました。

釣れたらまたブログに書きます。

我ながら釣りバカですね 笑

断酒生活(140日目)〜結び〜

興行収入が話題の映画「君の名は」を見てきた。すでに2ヶ月近く経つのに未だ劇場内に人は多い。


アニメ映画はエヴァQ以来。

率直な感想をいうと良かった。


青春ラブコメではあるが、設定やストーリー展開など全てが上手く作り込まれているなあと感じました。

エンタメ作品としてクオリティが高いというか完成度が高いというか、いずれにしても幅広い層からの支持を得られているのも納得できる。


もともとアニメは好きなのでそこの抵抗は無いんですが、ラブコメものはあまり好みではないので半信半疑な部分がありました。

昨今のTVドラマのようなベタを良しとするアホくさい展開が来たらどうしようかと…

でも予想に反して絶妙な具合でベタもありつつ、散りばめられた謎や伏線による次の展開が気になるストーリー進行、あと画の綺麗さにも魅せられましたね。音楽も見事にこの映画のために作られたという感じで本当に完成度が高い作品だと思いました。


映画の中で印象に残った「結び」という言葉。この世界は糸と糸が絡み合い、組み重なり合い、時にはもつれ、時にはほどけ、また結ばれて1つの紐になっているそれが結び(みたいなセリフでした)。

組紐が映画の中で象徴的なアイテムとして使われているのでより分かりやすかったのですが、人との出会いや出来事など人生は確かに人と人の糸が絡み合って出来ているなと思います。

そうしてみると私が断酒を決意した事も1つの結びだったのかなと思いました。

酒で問題を起こした過去の糸はぐちゃぐちゃに絡み合っていながらも、切れずに続いていて、今は他の糸とキチンと組み重なり合おうとしている。

まだその綺麗な組紐のほんの始まりに過ぎない。過去のぐちゃぐちゃも切ることは出来ないが、この先は綺麗な組紐を紡いでいきたいと思う。

断酒生活(135日目)〜嬉しい1枚〜

秋ですね〜

気温がだいぶ落ちて来ました。


週末金曜の夜に久々に房総へ釣りに行って来ました。

初めて一人で行ってからずっと通い続けてきたお気に入りの磯。

潮位は高くても膝くらいなのでだいたいブーツで渡れて、高さも適度にあり足場もいい所です。

ただしここではアジ以外釣れたことはなく、今までも満足できる釣果はあまり出てないのです。ただ安全なのとロケーションがいいので結局いつもここを選んでしまうんですよね。もっと開拓しないといかんのですが、なかなか機会がなく…いつか日中磯開拓だけの日を設けたいなあと思っています。

房総の磯は潮位との兼ね合いがあるので明るい時にチェックしないと危険なんですよね。


さて、そんなお気に入りの磯で最近アジが回り始めてる釣果を見てアジなら硬いだろうと目論んで行きました。

結果はアジが尺サイズ6枚と、なんとイサキが釣れました。しかもかなりいい型のが。

正直半ば諦めモードで片付けをし始めた矢先の事だったので自分でもビックリしました。今までも小さいのは何匹か釣った事があったのでいない事は無いんだなと思っていたのですがまさかこんなデカイのがいたとは驚きです。

半分マグレみたいなものですが、釣りを始めて5年くらい経ち、ここ2年くらいでようやくやっとマトモに釣りができるようになってきたから釣れた一枚だと思っています。

考えてみればこの磯でマトモにトラブルなく釣りができたのは今回が初めてだったかもしれません。


物事続けて行けば見えてくる事があります。「継続は力なり」とはよく言ったもので失敗を繰り返し経験を積んでいく事でわかる事があります。

釣りで言えば、糸が絡まったり、根にかかったりというトラブルを起こす確率が減り、起こしたとしてもすぐに対処ができ、針、仕掛けなどを創意工夫してその日の釣れるパターンを見つけ出す。

また何度も通う事で潮回りや潮流など過去の経験からも状況を判断できる。

そうした経験の積み重ねが釣果に繋がっていると思います。

ここ一年くらいは割と釣果が安定しているのはキチンと釣りができているからだと思っています。


断酒はまだ始めて間もないですが、きっと継続していけば見えてくる何かがあるのだと思います。継続は力なり。

最近は本当に酒のない日々が当たり前の日常になっています。

しかし酒の魔の手はいつ何時迫ってくるかわかりません。それだけ身近にあるものなので、油断は大敵です。


そんなこんなで大満足な釣果で、すっかりリフレッシュできた週末でした。

断酒生活(131日目)〜負傷〜

1週間以上空いてしまいました。


仕事はひと段落して落ち着いていたのですが、夜は色々と釣り道具の物色に忙しく更新できずにおりました。


前の記事で書いたスケボーですが、購入し早速滑ってました。

クルーザータイプなので、なるほど確かに乗り心地は良くスーッと進んで行きます。

しかし通勤で使うにはまだまだ練習が必要かなという感じです。

そんな矢先、週末にすっ転んでしまい尾骶骨を打撲してしまいました。

だいぶ良くはなりましたが、まだ違和感が残ります。

ブレーキがない乗り物なのでやはり危ないですね〜。

正直乗るまではなぜスケボーが危ないと言われてるのか理解出来ませんでした。

映画やPVなど映像で見てると気持ちよさそうにスーッと滑っていますが、あれは上級者の為せる佇まいで素人は乗ってても不安定で屁っ放り腰になりがちです。

そうスケボーは思った以上に不安定なのです。またスピードをコントロールするのが難しいです。

自転車のように危なかったらブレーキで制御できる訳ではないので、やはり完全にスケボーと一体化するくらい慣れないと危ない乗り物です。

という訳で今は練習あるのみですが、しばらくは乗れないかな…


余談ですがスケボーは結構体力使います。

バランスを取るのと漕ぐために足の筋肉を使うのでその辺一周するだけでもいい汗かきます。自転車と同じで慣れると楽になるのでしょうね。

気温が少しづつ下がって秋めいてきました。

自転車も長袖にチェンジです。雨が続いたので今週の秋晴れは気持ちいいですね。

自転車通勤も毎日快適です。