NO SAKE Life is

飲酒歴16年以上20年未満。2016年6月4日断酒開始。

断酒生活(25日目)

仕事が立て込んで23時ころ帰路の電車内。

今日は雨だったので自転車はお預けです。


しかしこの時間の電車内のアルコール臭はなかなかのもんです。

見渡せば顔の赤い人の多いこと。

自分もついこの間までこのようにアルコール臭をまき散らしていた。

さらに遅い時間になると意識の怪しい人達(だいたい寝てる)が多くなる。

終点まで寝過ごしてタクシー帰り…今思うと金を無駄にしてたなあ。


私は一度完全にカバンを無くしてから(見つかったケースも何度かある)リュックになる3wayのビジネスバックを買い、飲み会に行くときは必ず背負うようにしていた。これなら寝ても安心だと…

しかし最後の飲酒日にまた無くした。気が付いたら路上で寝ていてカバンがない。

そして記憶が全くない…

カバンには仕事で使う大事なものが入っていた。絶望的な心境で二日酔いの中、警察に行き、駅やタクシー、店にも電話したが無い。

そもそもどうやって帰ってきたか全く記憶がない。タクシーの領収書もない。


ずっと気をつけていたのに。飲み過ぎても記憶をなくさないでちゃんと帰ると心に決めていたのに。最近はセーブもできていたのに。まさかこうなるとは…

今まではあれだけ飲めば記憶もなくなるわ、というくらい自分でも飲み過ぎているのがわかっていたのですが、このときは適宜の量を楽しく飲めていた(と自分で思っているだけでやはり相当量は飲んだのでしょう)だけに本当にショックでした。


強烈な二日酔いの中、妻と激しい喧嘩になりました。子供の目の前で…

その日の夜に子供から「どうしてお父さんは今日ちゃんと起きなかったの?」と言われました。私が起きないことに妻が怒り喧嘩になったんだと思ったようです。

家族に余計な心労をかけている自分が情けなくやるせない気持ちになりました。


そして断酒している人のブログを色々と見て、自分は病気だと認識しました。このままだと取り返しのつかない事になる。今が酒をやめる時なんだと思い断酒を決意しました。


幸いにもカバンは親切な人が警察に届けてくれ奇跡的に手元に戻ってきました。

次はもうないぞ、という天からの暗示だと捉え断酒の意思をさらに固くしました。


ザックリですがこれが私が断酒をするキッカケでした。

書いていて悲しい気分になりますが、あの時の思いを忘れないように記録しておきます。

今の段階で気がつけた事は逆に幸運だったと最近は思っています。

これからも1日1日断酒を積み重ねていきます。