断酒生活(201日目)〜終わる歴史〜
ついに200日を超えました。
と言っても書こうと思って気がついたら、あっ200日過ぎてるという感じですが。
毎年12月は飲み会続きでしたが、今年は全くノンアルコール生活なので体も軽いです。
さて今日は仕事で少しショックな事がありました。
私の担当しているやや大口の案件が無くなることが決まりました。
と言っても急にというわけではなく、なんとなく布石はあってそろそろかなあとこちらも身構えてはいたので、そこまでショックも無かったのですが、些か予想よりも早かったなという感じです。
だいたい要件を伝えられずに呼ばれる場合は、あまりいい知らせではないなとわかるので今回もある程度予測はできていました。
さて私のやっている仕事は広告関係で、永遠に続く案件はないというのは過去の経験則からもよく理解しています。
だからこそ営業としては常に新しい案件やクライアントを開拓していかなければいけないのです。
まあこれは結局どの仕事でも同じなんだと思います。
もちろん新たに開拓していかなくてはいけないのはプレッシャーです。押し潰されそうにもなります。ただやらなきゃ食べてはいけないのでやるだけです。
今日起きた現実に対して、事実を冷静に受け止め、一つの打開策を考えらました。そしてそれを提案し、新たな目標を立てることができました。
これはあらかじめ漠然と考えていた一つの対処法ではありますが、こういうことを事前に準備できていたのももしかしたら断酒の効果があったのかなと思います。
また事実を受け止める冷静な思考も断酒のおかげでしょう。
一昔前の私なら今夜は酒に逃げていたでしょう。
冷静になれと酒を煽り、挙句は泥酔し一時的に全てを忘れたかのように。
しかし翌朝に残るのは何も解決策の出ていない現実と二日酔いの気持ち悪さに加えて罪悪感からくる暗鬱とした気分、そこにプレッシャーが恐怖となって襲いかかってくる。
そして再び飲む。
家庭でも冷静ではいられないでしょう。
しかし今日私は冷静だった。波は多少立ったが大きなうねりにはならなかった。
家庭でも冷静でいられた。そして今冷静にこのブログを書いている。
もちろん現実は変わらない。
ただ一つ変化に気がついた。それは思考がポジティブになれていること。
もうダメだ。ではなく何か出来ないか?別の角度から見てみるとどうか?このように考えられている。多分これは断酒効果だと私は思う。
さて現実は大きな利益は無くなったのだが、直ちに0にならない方向を模索できた。
来年度新たに気合いを入れ直して頑張るものができた。
いずれは訪れる終わり。しかしそこから新たに始まることもある。
永遠に続くものはないが、形を変えても続けていけるものはある。続けていくことで変わることもある。
今はせっかく続いた小さな歴史をもう少し続けていける可能性があるならやってみようと思っている。
私の好きなバンドの解散ライブでのMCを書いて今日は締めたいと思う。
「歴史というものは大変素晴らしいもので
終わる歴史もあれば、続いていく歴史もありますね。
そういった札幌の私が影響を受けたバンドの方々はずーっと、この歴史が続いていっているわけで、その分その重さを作品に表していっておる訳ですね。」