NO SAKE Life is

飲酒歴16年以上20年未満。2016年6月4日断酒開始。

断酒生活(369日目)〜1年が過ぎました〜

1カ月ぶりとなります。

というか、一番の区切りの日である6月4日、365日目はいつもと変わらない日常として過ぎて行きました。

まあ当初の目標としていた1年を無事に迎えることが出来ました。

1年前の4日前、私は泥酔のあげく道に倒れて寝ていました。正確には駐車場だった。

夜半からの記憶がなく、気がついたら朝だった。カバンは手元になかった。

1カ月ほど前にも同じような事があり、もう二度と同じ過ちを犯すまいと誓っていた矢先のことだった。

自分でも信じられなかった。

何せいつもの愚痴ばかりの酒とは違って気持ちの良いお酒だったから余計だった。

家に着いて猛烈な眠さから寝たが、すぐに起こされ妻と揉めて大喧嘩になった。

3歳と10ヶ月の子供の前で。3歳の子供はとても心配そうに私を見てこう言った。

「お父さんはどうしてちゃんと起きれなかったの?」

これはもう本格的にヤバイ段階に入った…ここでやめなければ人生が終わる。

心底そう思った私は断酒を決意した。

そこからの事はこのブログに書いてある通りだ。


私の場合、割とすんなりやめられたと思う。酒に対する未練や飲酒欲求はほぼ無かった。何よりこの一年身体的にも精神的にも安らかで、とても平和な日常が過ごせた。

仕事の面でも冷静な対処ができ、子供ともとても触れ合う機会も増え、妻とも喧嘩する事はほぼ無かった。

いかに以前の日常が異常だったのかよくわかる。

こうして書いていても、酒を辞めたメリットはあまりに大きく、このまま一生やめた方が良いと思う。


そういえば、1年経ったので、ブログタイトルの答えを書こう。


No sake life is beautiful.


ハピネスとも迷ったけど、ビューティフルにした。

酒がなければ、悪態をつくこともない、醜態を晒すこともない、思考はクリアになり、灰色がかったフィルターは取れ、世界がとても美しく見える。


そんな断酒ライフ。数ヶ月前から、間も無く1年を迎えるにあたりその後どうするのか?を考えていた。

再度飲む事は、リスクとデメリットしかない。ただメリットは0%ではない。

飲む事で場が冷めない円滑なコミュニケーションが出来る事は0ではない。

飲まなくても付き合いは出来るが、基本的に日本という国は飲酒に寛容で、未だ飲み会というのはコミュニケーションの場として奨励されている。

この一年色々あったけど、いくつか断った飲み会もあるし、呼ばれなかった飲み会もある。

それは仕事においては決してプラスではなく、若干のマイナスだった?(こちらの予想でしかないが)事も無くはない。


だからと言って元の木阿弥になる気は無い。

しかし一度これだけ懲りて、やめる事が出来たのなら、

次は“絶対無理”と言われている「適正飲酒が出来る人間に戻る」事を目標にしてみようと思った。

妻とも話し合って決めた結論だ。


といっても飲むのは付き合いの時だけ。

会社の飲み会、友人との飲み会など基本的に外での会でしか飲まない。

断酒の時と同じ、日常には酒のない生活。

ただ飲み会の時だけお付き合い程度に飲むというもの。

一人飲みは絶対しない、家飲みもしない。これがルールです。


一度でもまた記憶がなくなるまで飲んだら、その時は完全に断酒します。

つまり次もし万一に失敗したら、その時は酒と完全に縁を切る人生を選択する。

これが誓いです。

というわけで私は再飲酒します。


このブログはどうするか、考えたのですが、続けていこうと思います。

というのも一年断酒して再飲酒したらどうなるか?の1つのモデルケースとしても記録していく意味はあるかなと。

そういうブログ探したけどあまり無いんですよね。

頻繁に更新はしませんが、しばらくは飲み会があった時にどうだったか?

再飲酒した感覚などを記していきたいと思います。


再び断酒ブログにならないよう願って。