NO SAKE Life is

飲酒歴16年以上20年未満。2016年6月4日断酒開始。

断酒生活(61日目)〜2カ月〜

いつの間にやら断酒2カ月が経ちました。


まだ2カ月、されど2カ月。


といっても以前から書いているようにあまり飲酒欲求が無いせいか辛さは無いです。


元来ストイックな性格もあるので、心のどこかでごまかしているのでしょうか?

しかしまあ本当に無いんですね。

ふとした瞬間に思う事はありますが、それも抑えるのが辛いほどの衝動はありません。

もともと酒があまり好きじゃなかったのかなとも最近は思います。


体重は現在-8kg。

これは自転車通勤による相乗効果もありますが、酒をやめてから圧倒的に食べる量は減りました。

いかに今まで無駄にダラダラ食べていたかよくわかりました。


精神的にはとても落ち着いています。

ストレスはありますが、自転車通勤による毎日の適度な運動のおかげか嫌な事が、頭をよぎってもすぐに忘れられます。

また飲み過ぎによる失態、二日酔いなどの後悔による精神的なストレスが皆無になった事は大きいです。

飲まない事による時間的な余裕から家庭における夫婦関係もとても良好になりました。


2カ月経って少し精神的な変化は出てきたように思います。

アルコールに侵されていた脳から酒毒が抜けたような感覚。

1カ月くらいはモヤモヤ〜っとしていたのが少しずつクリアになってきました。

この先もさらにクリアになっていくかと思うと楽しみです。


さて断酒2カ月の感想としては、やはり1カ月と変わらずいい事ずくめ、メリットしかないという感じです。


今後もマイペースに更新していきます。

断酒生活(59日目)〜いいモノは一生物〜

自転車通勤を始めて買ったもので、バックパックがある。

メーカーはグレゴリー。


色々悩んだ挙句に、グレゴリーにした。

キッカケはヘアサロンで髪を切っている時に雑誌の付録についていたミニ本。

確かDAYPACBOOKとタイトルがついていた。

内容は色々な人の愛用グレゴリーデイパックとその中身の紹介だった。

例えばそこに自分と同じ趣向の中身が入っていたりすると、自分が使用しているシーンを重ねて想像しやすい。

これは購買意欲に直結すると思う。


リュックに限らずバッグを買う時は他のアイテムを買うとき以上に悩む。

ビジネスバッグを買うときもとにかくよく悩む。機能性、材質、ブランドの信用性やストーリー、デザイン、価格、どのシーンまで想定するかなど項目は細かい。

日常の中に当たり前のように毎日使うものだからこそだろう。


さてそんな訳で購入したグレゴリーのデイパック。私は実はグレゴリー始めてで、実際にお店で背負って衝撃を受けた。

バッグのロースルロイスと呼ばれる(らしい)理由もよくわかる。


実際に使用してみて、とにかく背負ってる感覚がしない。

中に物をたくさん詰めても重さをさほど感じない。長時間背負っていても楽だ。

シンプルながら形が完成されていて無駄がなく、まさにこれが究極系と言えるのではなかろうか?

縫製や仕上げのパーツもとてもしっかりしていて随所にこだわりがある。

確かにこれは一生物になる。

やはり究極とは無駄を削ぎ落としたシンプルさにこそあると思う。


さてそんなデイパックはとても快適なのだが、自転車通勤では唯一難点もあった。

それは背中の汗だ。

自転車を漕いでいるとやはり汗は出る。特にバックパックが密着する背中は風が当たらないので自転車を降りるとバックパックも汗で濡れてしまう。

緑色なので汗で色が変わるのが、よく見えたのはある意味正解だった。

このまま使い続けると多分一年くらいで衛生的に使えなくなるだろうと判断し、先日別の自転車専用リュックを買いなおした。

グレゴリーデイパックは本当に気に入って一生物にしたかったので。


日常使いや登山、旅にはいいのですが、自転車通勤(距離が短ければ問題ない)にはデイパックは不向きかなと思います。

汗の量が半端じゃないので。

ただし冬は問題ないかもしれません。


という訳でグレゴリーがすっかり気に入ってショルダー形の小物用サブバッグも買ってしまいました…汗


断酒生活(57日目)〜我が身を重ねたニュース〜

私が住んでいるところからそう遠くない所で昨夜未明にひき逃げ事故が起きた。


酔って路上で寝ていた男性が車にひかれ、車はそのまま逃走したためひき逃げ事故となった。

逃げたのはどうしたって良くないし、亡くなった方のご冥福をお祈りしたい。


このニュースを見て、私はもしかしたらこれと同じ事故が我が身を襲ったかもしれないと震え上がった。


当然の事ながら私にも何度も経験がある。

泥酔の末の路上就寝。

幸い車道で寝ていた事は無かったのでひかれる事は無かった(記憶が無いので実際はどうだったかわからないが)。

ただ駐車場のような場所や狭い路上で寝ている事はあったので、ひかれた可能性も十分にあるだろう。


酔って路上で寝る瞬間はなんとなく覚えてる。つまづいて倒れて起き上がれず、星空を見上げてもういいかこのまま寝ちゃおう…そんな感じだ。

もう少し記憶が確かだと、この空き地なら寝やすそうとか…


酔って路上で寝て帰らぬ人に。

自分だけの問題じゃない。

残された家族は気持ちをどこに持って行けばよいだろう…


改めて飲酒の怖さを実感した。

そして自分は幸運な事に最後に路上で寝ていたが轢かれずに、自らの問題飲酒と依存症を認め断酒する事ができた。

この日も週末金曜日の夜だった。

昨日のニュースも同じだ…


断酒が当たり前になってくると、ふとこういった過去を忘れやすくなる。

ウィスキーが云々と書いていた数日前…


忘れてはいけない。

私は再飲酒すれば、またこの失態を犯し次こそは命を落とすだろう。

轢かれなかったのも、無くしたカバンが出てきたのも、ラストチャンスを授かったのだと改めて気を引き締めないといけない。


断酒生活(55日目)〜飲酒欲求?〜

幸いな事に私は断酒してから激しい飲酒欲求がない。

むしろタバコをやめた時のほうが辛かった。


しかし全く無いわけではなく、たまにふとした瞬間に飲みたくなる?というか思い出す事がある。

ビール…でもなく、ワイン…も予想より飲みたくならず、酎ハイや日本酒でもない。

やはりウィスキーハイボールなのである。

断酒前もウィスキーは好きで良く飲んではいたけど、外で飲む機会は少なくもっぱら家飲みだった。

バーに通っていた時は家では飲まずバーで飲んでいた。

まあやめてみてわかったのは一番好きな酒はウィスキーなのかなという事だ。


あともう一つ不意に襲ってきた飲酒欲求はコップ酒。いわゆるワンカップである。

しかしこれは地方の酒蔵が出しているワンカップに限る。というのも私はこのカップの意匠が好きで旅に行くとその土地のワンカップを土産に持ち帰っていた。

といってもコレクションしてるわけではない。ただデザインの素晴らしいカップは家でもコップとして使っているのだ。

この間たまたま全国の物産展のようなところに行ってワンカップを見た時に、この楽しみは一つ減ったのだなと実感した。

もちろん買ってきて料理に使ってコップを残せば良いわけだが、日本酒も土地土地で味が違うので、味わうのも含めて楽しみの一つである。

ただウィスキーほど味の記憶は残っていないので、まあとても気に入ったデザインのコップがあれば買ってきても良いかなと書いていて思った。


なんだかイマイチまとまりませんが、とにかくウィスキーが一番好きだった事がわかったのと、その味の記憶はかなり鮮明に残っている。

似たような匂いから記憶が呼び覚まされる事がごくたまーにあります。

飲みたいなあーと思う気持ちも少しはあります。もっとも飲むには至ってませんが。


断酒を継続していくと、この匂いの記憶も薄れるのかな?というのが私の今の関心。

そのためには断酒継続あるのみです。


断酒生活(54日目)〜脚力〜

自転車通勤を始めて1ヶ月が経ちました。

快適に続いております。


断酒との相乗効果で体重は7kg減りました。


runtasticというアプリで記録をつけているのですが、家から職場まで15kmを当初だいたい40分かかっていました(信号待ちで止まってる時間は除く)。

途中川を3本渡るので結構アップダウンもあり丁度良いコースなのですが、最近35分くらいで走れるようになってきました。


疲れも当初に比べるとやや少なめで、心肺機能も強化されているようです。

何より橋を渡るときのペダルの重さがだいぶ楽になったのは脚力がついてきた証拠だろう。

脚力といえば、私は元々足の筋肉があまり無く細身なので脚力がつくのは嬉しい。

歳をとると足腰からやられるというので、自転車を続けていけば安泰だろう。


1度仕事のことを考えながら走った時があったが、いつの間にか仕事のことは頭から無くなっていた。

運動は大切ですね。それが日々の通勤という時間で出来るのが、この自転車通勤の本当にいい所です。


断酒生活(53日目)〜断酒のメリット〜

昨日たばこをやめた時のメリットの事を書いたので今日は酒をやめて53日目で感じているメリットを書こうと思う。


・痩せた

以前も書いたけど、酒をやめただけで3kgは一気に痩せた。それだけ酒およびツマミの摂取カロリーが高かったんだろう。


・新しい事を始められた

かねてから念願でもあった自転車通勤が始められた。これは人それぞれかもしれないけど、私は酒をやめる事が一つのキッカケになって始められた。また酒に費やしていたお金を回せたのも事実だし、酒の代わりと言っては語弊もあるが新たな楽しみとして家人も認めてくれる後押しとなった。


・便通が改善した

これは目に見えて実感している健康上の効果。逆に過去の異常さに気付いたし、やめて良かったと思える事の一つだ。


・家庭でのストレスがなくなった

それまでは家で晩酌している時間が妻にとってストレスとなり、それが原因で私への風当たりもきつくなり、結果としてそこでお互いがイライラしていたが、酒を飲まない事で夕飯の時間はとても短くなり、その分家事や育児も自然と手伝えるので家族関係がとても良好になった。


・時間が増えた

これは最近感じはじめたのだが、夕飯が早く終わる事で夜自分の自由にできる時間が増えたと思う。今までは酔って寝ていた時間が素面で使えるので、釣りの準備も集中してできるのはとても良い。本を読んだりネットサーフィンしたりする時間もできた。


・イライラする事が減った

これまでは仕事や家庭などでストレスを感じると、それを紛らわそうと酒を飲み、酒を飲むと気持ちが攻撃的になり、翌朝自己嫌悪に陥り、またストレスを感じて酒を飲むという負のループにいたが、それがすっかりなくなった。感じていたストレスも落ち着いて対処できふようになってきた。

特にここ最近はストレスや怒りを感じる事があっても一呼吸おいて冷静な対応が出来ている。またそういう愚痴の多い負の飲み会にも参加しなくなった事での精神衛生的にも良い影響がでている。

酒は思考回路への悪影響も及ぼすのだなと実感している。


さてざっと今の時点ではこんな所です。

ないようでかなりのメリットがありますね。


酒は適量に飲めれば良薬にもなる。確かにこれは否定しないです。楽しく気分が良くなるものですから。

しかし、私は適量に飲めない人間。

だからやめるしかなく、やめる道をみずから選んだ。

この事は時々忘れそうになります。

だからこの先もこうして書いて時々忘れそうになる初心を思い出します。

断酒生活(52日目)〜加熱式たばこ〜

ややご無沙汰してしまいました。

仕事がバタバタだったのと、週末も出かけていて慌ただしく時が過ぎてしまいました。

変わらず断酒は継続中です。


前回の飲み会でほとほとたばこの煙に嫌気がさしたので、たばこ関連で少し書こうと思います。


最近加熱式たばこというものを吸っている人を目にする機会が増えました。

会社でも切り替えた人がいて、外に出なくていいから楽だと換気扇の下に陣取って仕事をしている。

まあ臭いもないし、こちらは構わないのですが、それでも飲み会で隣で吸われれば臭いはするけど、個人的には従来のタバコに比べれば許容範囲かなと。


この加熱式たばこかなり売れているらしく在庫が少なく手に入りにくいとか。

これが出る前に電子タバコが一時流行ったがすぐにブームは去ったようで、なぜかと言えばニコチンが摂取できないから満足できないという意見が多かった。

それに引き換えこの加熱式たばこはニコチンを摂取できるので、これだけ売れているのだろう。

確かに喫煙者にますます強い風当たりのこんな世の中じゃポイズン…てな具合で、皆さんこちらにシフトするのもわからなくもない。

しかしそこまでして吸いたいですか?というのが私の意見。

断煙経験者は語りますが、タバコこそ直ちにやめた方がいいです。やめると本当に良いことづくめなので。

体調の変化、味覚の変化、嗅覚の変化、金銭的余裕など劇的な変化を感じることができるので心からお勧めしたい。

といって勧める活動をしていますが、なかなかやめられない人も周りに多くいます。

結局は、やめようとする気持ちの強さが依存する気持ちに勝たないとやめられない。


さて酒をやめたメリットはまだタバコほど大きくはないですが、少しづつ感じている変化もあります。もう少し時間が経つと色々わかることもあるのかなと。

日々断酒継続あるのみ。